Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival

今更感が半端ないこのお題ですがお気になさらず。

全体を一言で言うと、思った以上に良かったです。

正直セトリを見た時はアルバム曲が少なめだった事、定番曲が多かった事、花道が十字だった事など、ちょっとどうかな・・・と思っていたけれど、蓋を開けてみれば新しいJUMPが見れたと思う。

やはり一番のキー曲はJUMPing CARだろうな。振り自体は簡単。というか、メンバー全体で車を表現するというテーマだった訳で。大したダンスではないのに一体感と、可愛さと、楽しさと。とにかく良かった。ああ、こういう表現方法も見つけたんだなー。という思いでいっぱいになった。それってきっと山田さんのダンスがガシガシでなくなったという事の延長戦上なんだろうな。色んな表現方法を手にしたが故にガシガシだけではないダンスが増えて、結果としてガシガシダンスが減ったんだろう。私個人としてはそれで良かったと思う。

最初にセトリを見たときは、正直なんで1曲目に華々しくJUMPing CARで始まらないんだろう。ウィークエンダーは去年のツアーのメイン曲だったのに。と納得いかなかったのだけど、あの演出をするのであれば確かに1曲目ではないな。と納得した。1曲目という考えもあったのではないかと思うけれど、それだけ熟考したセトリなのだろうなと改めて思えた。

後はやはりBeat Line、愛よ、僕を導いてゆけ、Boys Don't Stopのダンスがっつりコーナーだろう。ここは本当にがっつり踊っていて、山田さんのガシガシも見られて、なおかつ全員のフォーメーションだったり、揃い具合だったりが以前より格段に進歩しているのがとてもよく分かるセトリで正に中盤の見所といった感じ。

私は仕事柄山田さんのダンスを見てコンサート中にも関わらず「仕事したいーーー！」となる瞬間が度々あり、以前はそれは大抵山田さん個人のダンスを見ている瞬間に訪れる事がほとんどだったのだが、ここ1、2年はそれは何というかぼやっとあまり明確には訪れなかった。けれど、今回のツアーではそれはBeat Lineで、しかも山田さん個人ではなく、JUMP全員を見ている時に訪れた。それはここ数年のJUMPの状況とリンクしていて、JUMPは本当にい方向に向いてきたのだなー。となんだか泣けてきた。

来年はきっともっと進化したJUMPが見られるのだろうな。来年のコンサートが楽しみだ。