体育座りの部屋の隅から

山田涼介さん、Hey!Say!JUMPに関して喋ります。

Hey!Say!JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017

Hey!Say!JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017 8/12福井に参戦してきた。まず今回の10周年ツアー 自分の周りでも全滅で参戦できない人が多くて残念。私は参戦することができたがそれは運が良かったのだと思う。ネタバレありますので嫌な方は読まないでください。

 

一言で表すとものすごく多幸感にあふれたコンサートで、どんなファン歴の人でもどんなオタク度合いの人でも楽しめる最大公約数的なコンサートだったと思う。楽しかったことも辛かったことも悔しかったことも全部飲み込んで消化して糧にして、本当に楽しそうでこちらも嬉しくなってしまうコンサートだった。

 

福井。ツアー最初の地。私は一つのツアーで何公演も入れる事は少ないので演出やダンスに集中したくてセトリは叩き込んでいくタイプなのだが、今回に関しては10周年記念ツアーであり、2公演目であり、お友達にネタバレ見ないで行った方がいいかも。とオススメされていた事もあり、久々にほぼ情報を入れない状態で参戦した。

セットリストとしては初期の曲から始まって新旧の曲を織り交ぜてアンコールは最新シングルと一番昔の曲(旧7)で締めてくるという正にアニバーサリー感あふれるもの。正直ツアーが始まる前は何度も何度もコンサートでやってきた曲が多くなって聴き飽きた感が出るかなーと思っていたのだが、バンドアレンジだったりメドレーアレンジだったりと変化があってずっと楽しめた。

セット、衣装とも奇をてらったような派手さはなかったけれど、雰囲気が良くて地に足が付いたという感じで良かったな。分割モニターと大階段は文句なしにスキ。あと、衣装はvampireからの衣装とバンドの衣装が好き。スカパラ・・・と思った。あのJUMPの衣装がねー。一点もトンチキないとかねー。昔の自分に教えてあげたいよ(笑)

 

あと気になった曲を何曲か。とりあえず最初の10年を振り返る映像から涙腺が緩む。ああ本当に10周年コンサートが始まるんだな。という実感。UMPで知念さんが懐かしのターン決めたところからこれは期待できそう!という思いが沸く。7、BESTコーナーはずるいよね。子どもだった7が10年経ってエロさ満点のダンスを披露したかと思えば、なんと小学生にまで幼くなってしまったBESTがコントを繰り広げるという。Your Seedのメイキングで7がBESTみたいにもっとかっこよくなれたら。と言っていた山田さんに教えてあげたい。「10周年には完全に逆転してるから・・・」バンドコーナーはなんか本当ゴリゴリになっていい音してんなー。って感慨深い。楽器隊じゃないメンバーも雰囲気を楽しんでるのがよく分かる。

そして1番やばかったのがスタタイ、From.、OVERのくだり。スタタイの演出がしっとり回想させていいなあ。と思っていると伊野尾さんのピアノに皆が集まって微笑みながら見守るという懐かしの演出ですでに涙腺が崩壊し始め、From.でキャッキャしながら「君と同じ時代に生まれてきた僕らはツイてる」なんて言われたら多幸感の嵐で涙流すしかないよね。その後のOVERは幸いなことに正面から見る事ができたのだが、久々に正面からがっつり当時の振りで踊るJUMPを見たら当時の気持ちが甦ってどうしようもなくてもう涙が止まらなかった。(なんでセトリ落ちしたんだろう。号泣してる輩がいたから?)でも、その後のキミアトのおふざけで思いっきり笑わせてもらって涙は止まりました。

トビラの向こう、Born in the EARTH、心・技・体もエモかったなー。トビラの向こうに関してはなんで6人!?って思ったけど、実際問題としてセリフ問題があるわけで。まあ、ベターな選択だったのかな。Born in the EARTHは山田さんが唯一振りが入ってなかった?のか振りも大階段の立ち位置も1部も2部も1人だけ怪しかったような(双眼鏡を見てたので確実ではない)心・技・体もエモかった!でも、位置的にダンスがよく見えない位置だったのでそれは残念。DVDで舐めまわすように確認します(ブルーレイにしておくれ)そして水太鼓!これはとっても良かったよねー。懐かしみ。なんで和風の衣装じゃないのか!と思ったけど、そういうトンチキ加減もジャニーズの良いところ。そしてびしょ濡れになりながらのギミラって殺す気か!

あとはメドレーね。タキシード風の衣装に大階段ってたまらなすぎる。ハットとステッキも加えたいほど。JUMPは本当にレビューみたいのが似合わない?似合いすぎて困らない?ジャニワをあのまま続けてたら・・・と何回思った事か。結成当初は人数の多さがネックなんじゃないかと思っていたけど、10年経って人数の多さを本当に素晴らしい武器に錬成したJUMP尊いがスギル。

そして10周年記念ソングH.our Timeを涙ぐみながら歌い、1人ずつ挨拶をして本編が終わる完璧な終わり方。アンコールでは最初の曲と最新の曲を歌い「俺たちがHey!Say!JUMP!!」と叫び、最後の挨拶は持ち回り。一度でも満足できるし何度入っても楽しめる素晴らしいコンサートだったんじゃないかなー。

 

とにかく10年追いかけてきて本当に良かったと思えたし、辛かった時代の事を話せるちゃんと乗り越えた成長した姿が頼もしかったし、過去の色々なメンバー間の色々な関係性も消化して、もう1人の匂いも残すJUMPが好きだし、こちらとしても悲しかった事も、見ていて辛かった時期も消化して、これからのJUMPに素直に期待できる素晴らしい、楽しい、コンサートだった。ありがとうJUMP。ビバ!10JUMP!!