体育座りの部屋の隅から

山田涼介さん、Hey!Say!JUMPに関して喋ります。

岡本圭人さんの留学に際して

日岡本圭人さんの留学が発表された。

 

率直な感想としては、なんで今なんだ。とか、なんで外国なんだ。とか、2年も?とか、本人が決めたのなら仕方ない。とか、そのようなものだった。10周年のインタビューやコンサートで大事なのは10周年じゃなくて11年目、12年目だと何度も繰り返していたJUMPが11年目の2018年も半分が過ぎるのにアルバムもツアーの発表もなく鬱々としていたところに、岡本さんの脱退報道が週刊誌に載るという嫌な展開のところに岡本さんからの正式発表。脱退じゃなくて良かったという安堵で衝撃は少なかったけれど、普通に考えれば重大な出来事に違いない。

 

現状を考えての決断だという事、20年、30年先というずっと未来を見据えての決断だという事はとても好感が持てた。しかし、どのグループでもメンバーが抜けるという事は大事だけれど、フォーメーションダンスを強化してきたJUMPにとって岡本さんが抜けるという事はメンバーに強いるものがとても大きい。それは岡本さん自身も過去にメンバーが減る経験をして、どんなに大変な事か理解しているはず。そして2年は長い。グループにとっての2年は本当に大きいと思う。私はデビュー時からJUMPを見てきたから「今彼が戻ってきたらちゃんとグループになじめるだろうか」という視点でJUMPを見ていた時期があった。そう思って見ている2年というのは本当に長く、「ああ、これはもう無理だ。戻れないな」と思う瞬間があった。その瞬間が岡本さんのいない2年間の間に訪れないとは限らない。多分岡本さん本人も、メンバーも不安だと思う。それでも決断して、それを受け入れた以上必ず戻ってくるという信念と、根性で頑張ってほしいし、JUMPには岡本さんが戻れるのか不安に思うくらい成長してほしい。

 

ただひとつ気がかりなのは仕事と学業の両立が目的になっていないか。という事。岡本さんは今回の決断に際して「目標としていた仕事と学業の両立ができなかったのが悔しかった」というコメントを出している。勉強したいから留学するというのは分かるのだが、両立したいから留学するのであればちょっとしっくりこない。特に最初にそう決めたからそうしなければならない。とかであればもっとしっくりこない。状況や環境が変わればそこは柔軟に考えればいいと私は思ってしまうから。

 

それから、動画の山田さんの表情が納得いってないというような意見をちらほら見たのだが、私は山田さんは岡本さんの決断を納得はしていなくても受け入れてはいると思う。彼は受け入れていなければとことん話し合うだろうし、中途半端な状態ではファンに報告する段階にはきっとないから。

 

願いというのはたとえ周りの人間に悲しい思いをさせたとしても望んでしまうのであれば仕方ないものだし、今回の決断が岡本さんの願いであればそれを受け入れるしかない。メンバーが減るというのはファンとしても受け入れがたくて、9人のJUMPを受け入れるのも私は本当に時間がかかった。岡本さんには2年後大きくなって帰ってきて今度こそお帰りと言わせてほしい。