体育座りの部屋の隅から

山田涼介さん、Hey!Say!JUMPに関して喋ります。

TEN JUMP

これが9周年の裏テーマかもしれない。いつか書こうと思っていた事。

 

昔JUMPの10周年はTEN JUMPだね~なんてよく言われていた。今はもう叶わない夢だ。

あの日の事はよく覚えている。うちの地元では当時前身の番組が終わった後スクール革命の放送がなかったのだが、その日スクール革命の放送が始まる事が分かりオタク仲間と盛り上がっていた。そんな時その知らせはきた。当時はまだガラケーだったし、Twitterもやっていなかったし、オタク仲間から聞かされた話はにわかには信じられなかった。でも、送られてきた画像はもう疑いようのないもので。浮かれていた気持ちはどん底に落とされた。

その後無期限の活動停止が発表され、SUMMARYが予定通り開催される事が発表された。でも私たちが聞きたいのはそんな事じゃなくて。本当なの?信じたくないよ。これからどうなるの?という想いを抱えたまま日々はどんどん過ぎていった。シングルOVERが発売され、事前に収録されていたテレビ番組は唖然とする編集で放送され、10人ではもう写る事がないかもしれない表紙のアイドル誌が発売され、SUMMARYの会見では他のメンバーが頭を下げ、メンバーに対するファンの心無い言動が伝わってきた。メンバーの連載では髙木さんが謝り、伊野尾さんは隠しメッセージを載せた。グループ内ではチャラいとかテキトーと言われていたメンバーの言葉に涙が出たし、待つしかないと思えた。

でも、私は悲しくて結局OVERのPVを一度しか見ることができなかった。

 

その後記念日のタイミングで、コンサートのタイミングで、目撃情報や復帰の噂が囁かれる事はあったが復帰が発表されることはなかった。サイトからは名前が消え、待ってる。と思いながらも次第に諦めの気持ちが増えていった。

その間にもJUMPは力を付け、もがき、フォーメーションダンスという武器を手に入れ、私も復帰を諦めきった頃、彼はTwitter上に現れた。最初は半信半疑だったけれど、次第に信用に足る状況になってきた。けれどグループの事に言及される事はなく、楽しそうな日常を見るにつけ、私は悶々として仕方なかった。でも、つい最近彼はグループに対する気持ちを綴り、私の気持ちもすとんと落ちた。

 

いつもなにかあった時に謝るのは他の人間で、頭を下げさせた事を本当に悪いと思っているならどんなに辛くても何としてでも復帰してほしかった。10周年にTEN JUMPって言ってほしかった。だけど、JUMPの記念日を祝い続ける彼を見て今なら心から言える気がする。

9人のJUMP 9周年本当におめでとう。龍太郎 頑張れ。「見えるのはあの景色 僕たちが歌ってたあの場所に来てね」