体育座りの部屋の隅から

山田涼介さん、Hey!Say!JUMPに関して喋ります。

キラキラJUMPの謎

久々過ぎる・・・(笑)

 

新曲の発売が発表された。「まさに無敵のジェットコースター・ラブポップチューン」だそうで。ここのところずっと「ポップチューン」的なのが続いてません?前回がchau#/我I Need You、その前がウィークエンダー/明日へのエール、AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ、その前がRide With Me

Ride With Meはがっつりダンス曲だったから、その後4枚(そっくりなグループもあったけど)約2年はずっと明るいポップな曲で、振り付けも段々がっつりよりもふわっと寄りになってきた。その一方でアルバム曲にはがっつりダンス曲も入っていて、コンサートでもキー曲になっている訳で。特に以前からのファンはがっつりフォーメーションのダンスを見たいと思ってる人が多い事はツイッターなどを見ていても分かるし、私もそう思っている。

それに、アルバムJUMPing CARの発売時には、「JUMPを最近好きになってくれた人に向けて、原点に戻って」というような事を本人たちが言っていたかと思うのだけど、確かに最近ファンが増えたのは事実だと思うけれど、以前は「かっこよさを」と言っていたJUMPがなんで今本人たち曰く「原点」に戻らなくてはいけないのかちょっと引っかかっていた。

そこで、何でJUMPは可愛い曲ばっかり続いてるんだろうと考えていたのだけれど、シングル曲は基本的にタイアップが付いていて、CMタイアップ、ドラマタイアップとも商品やドラマのイメージに添うような曲になる訳で。タイアップの付いた商品やドラマを改めて思い起こすと「元気、明るい、前向き、楽しい」というようなイメージのものばかりだ。また、ジャニーズ事務所という括りで考えた時に、今現在ジャニーズ事務所で「元気、明るい、ポップ」というようなイメージが一番似合うのは確かにJUMPなのだろうなと思う。

という事はタイアップ元の向こうの世間一般がJUMPに求めているのはやっぱり「元気、明るい、ポップ」なイメージなのだろうと思うと、これからファンになるであろう人が含まれる世間一般に向けてのイメージ戦略としては「元気、明るい、ポップ」で間違いないのだろうな。でも、JUMPのガシガシフォーメーションダンスは一番の強みであるはずで、売りであるはずで。それを出せないっていうのはちょっと残念。現状であのガシガシダンスが見られるのはやっぱりコンサートだけになってしまうんだよな。

だとしたら、JUMPの10年目に向けて弾けるチャンスとして、散々植え付けた「元気、明るい、ポップ」なイメージを払拭して「JUMPってこんなに踊れるの?!」といういわゆるギャップ萌えみたいなものを引き出せる一曲があればいいな。と思う。そうなるとCM曲よりもドラマ主題歌とかが可能性高いのかな。JUMP自身のイメージではなくて役のキャラが乗ったイメージの曲になるだろうから。

なんにせよ後わずかな10周年までの期間に転換期を迎えるチャンスがあることを祈って。